自然とともに、まっすぐ育てる

私たちは「土」を育てることから始めます。

那岐山の恩恵、標高が生む「粘りと甘み」

私たちの田んぼは、雄大な那岐山の南麓、標高の高い高原地帯に広がっています。厳しい冬を越え、春には清らかな雪解け水が大地を潤します。この高原特有の「昼夜の大きな寒暖差」こそが、お米のデンプンをぎゅっと蓄え、噛むほどに溢れる強い甘みと、もっちりとした粘りを生み出してくれるのです。

「土の力」を信じ、循環させる

美味しいお米の答えは、すべて土の中にあります。私たちは化学肥料に頼り切るのではなく、地域の資源を活かした土づくりを大切にしています。収穫後の稲わらを土に返し、微生物の働きを助けることで、土そのものが持つ「地力」を最大化。ふかふかと柔らかく、生命力に溢れた土壌が、稲の根を深く、強く育て上げます。

健やかな一粒のために、余計なものは使わない

「自分の家族に、毎日安心して食べさせられるものを」という想いから、私たちは農薬の使用を極限まで抑えています。雑草や病害虫との戦いは、手作業も多く、決して楽ではありません。しかし、田んぼに響くカエルの声や、飛び交う赤とんぼは、その土地が健康的である証。自然のサイクルを壊さず、環境と共生しながら育てることで、お米本来のピュアな香りが際立ちます。

7月の青々とした時期

美味しさの理由

お米づくりのストーリー

那岐山の麓、厳しい自然と向き合う覚悟。

岡山県北、名峰・那岐山の南麓に広がる奈義町。ここは美しい景観の一方で、時に「広戸風」と呼ばれる猛烈な局地風が吹き荒れる、農業にとって非常に厳しい土地でもあります。台風シーズン、黄金色に実った稲をなぎ倒そうとする風を前に、私たちは常に自然への畏怖の念を忘れません。この厳しい環境下でお米を守り抜くことは、一筋縄ではいかない、自然との真剣勝負です。

逆境を力に変える、一粒の生命力。

しかし、その厳しさこそがお米を強くします。那岐山から注ぐ清冽な雪解け水と、高原地帯特有の激しい寒暖差。日中に蓄えた栄養を、夜の涼しさが一粒の芯へと凝縮させます。風に耐え、山の恵みを全身で受け止めた稲は、驚くほど力強い粘りと、噛みしめるほどに深まるコクを宿します。この土地の「厳しさ」と「豊かさ」の両方が、この味を作っているのです。

守り継がれる、奈義町の風景とともに。

私たちが作っているのは、単なる作物ではありません。先人たちが風と闘いながら切り拓いてきた、奈義町の美しい田園風景を守り、次世代へつなぐ活動そのものです。この地を愛し、自然の猛威に立ち向かいながら一粒一粒に魂を込める。その不屈の歩みが、炊きあがりのツヤとなって現れると信じています。

奈義町の川
奈義町の、のどかな景色

よくあるご質問

Q. 注文できますか?

A. 恐れ入りますが、現在は販売開始に向けて準備を整えております。 正式に注文受付を開始いたしましたら、改めてサイト内にてご案内申し上げます。

お知らせ

奈義町ご紹介

山と生きる、静かな理想郷

那岐山の懐に抱かれて。

岡山県北東部、鳥取県との県境にそびえる名峰・那岐山(なぎさん)。その雄大な裾野に広がる奈義町は、どこか懐かしい日本の原風景が今も息づく町です。春には山から清らかな雪解け水が流れ出し、夏には深い緑の風が吹き抜け、秋には黄金色の稲穂が波打つ。四季の移ろいが、そのままお米の表情に映り込みます。

春の奈義町、ある風景

芸術と自然が共生する、新しい感性。

奈義町は、古くからの農村風景を守りながらも、「奈義町現代美術館(Nagi MOCA)」をはじめとするアートや文化が共存する場所でもあります。山を借景とした美しい建築物や、地元の人々に愛される「菩提寺のイチョウ」など、奈義町には自然とアートが融合した魅力的な観光スポットが豊富です。

訪れたくなる、お米の故郷。

私たちが丹精込めたお米を一粒食べれば、きっとこの町の澄んだ空気や、鳥のさえずり、そして那岐山の力強さが目に浮かぶはずです。お米を通じて、奈義町という「心のふるさと」を感じていただければ幸いです。